開拓地と伐採
インドネシアの総人口は現在約2億2千万人と言われその内の約半数1億2-3千万人は日本の本州とほぼ同面積のジャワ島に集中し、超過密な島となっている。 その人口過密なジャワ島とその周辺諸島のバリ島、マドウラ島などより人口の希薄なほかの島々への国内移住政策(トランスイミグラシ)をインドネシア政府は30年来推進している。 受け入れ側の地元住民と新移住民との文化習慣等の違いよる住民同士の軋轢、抗争等も度々起こっているがこの政策は今日も推進継続されている。 われわれの製材所の1つがある南東スラウェシ州は人口は少なく、未開発地域の多く、移住者受け入れ先の1つとなっている。 現在、開拓地開発ための計画が多数あり、そのための森林の伐採を多く計画されている。今回森林資源量の調査に同行した時の南東スラウェシ州のジャングルの中の様子を紹介する。