チーク材は世界3大銘木の1つとして高級家具用材、化粧材、内部材としても重用されている高級木材である。近年は屋外用の高級ガーデンファニチャー用材としても多く用いられ、欧米を中心に広く普及している。
一般的にチーク材産出国では、輸出用の選別材と国内市場向けの選別無しのローカル材に分けられている。インドネシアでは選別無しのチーク材を使った家具が盛んに作られ専門の市場がジャワ島のチーク材産地に多数ある。今回は東ジャワで見かけたローカル用チーク家具の市場の様子を紹介する。価格は非常に安いが、気候変動の激しい日本、欧米等では乾燥等の面で色々な不都合が予想されるが中々味わいのある商品が多く見られた。