この問題は日本のマスコミでもしばしば報道される様になったが、現地の状況に変化は無く、被害はさらに拡大し続けている。
補償問題はインドネシアの政界の事情も加わり、殆ど進展せず、こう着状態に陥っている。また、肝心の泥水の噴出がいつまで続くのか予想も出来ず、様々な方法が試されたが全く役に立たなかった。発生から1年以上たった今でも泥水は毎日10万~12万立方メーター程が噴出し続けている。
噴出の現場、被害地域は立ち入り禁止になっているが、今回この立ち入り禁止地域の1部の状況を見ることができた。自然の脅威、被害の状況に圧倒されるだけであった。