ほぼ毎月、商用で行くスラウェシのマカサルへ、去った8月4日に行った。
丁度その日から新空港ターミナルの供用が始まり、搭乗機は新しいターミナルビルに到着した。今までのマカサル空港のターミナルは古く、狭い上、ボーデイングブリッヂの設備も無く、雨の日などは非常に不便で、主要なインドネシアの空港でも小さく使い勝手の悪い空港の1つであった。
数年前より新ターミナルビルの建設工事は開始されていたが、工期が大分遅れ気味で、長らく新ターミナルビルの供用開始が待たれていた。そういった状況の中、突然の供用開始となり、出迎えの地元のスタッフも知らなかったとの事だった。
突然の使用開始のためか、あちらこちらでまだ突貫工事の最中で、開店した店舗も少なく、指示標識サイン等もまだ設置されておらず、搭乗ゲートを探して搭乗客が走り回っていた。空港へのアクセス路も突貫工事で標識等もまだ無く、利用者も右往左往する様子だったが、利用者は余り気にする事も無く、何時もの様な南国ののんびりとした空気が流れていた。