Q.チーク材を新築の床にと考えています。
「無塗装品だと虫食いや湿気に持たない」と言われたのですが、本当ですか?
無塗装、塗装品を問わず、チーク材は他の樹種(木材)よりも虫食いや湿気に強いという理由から、沖縄ではよく使われており、施工実績も無垢フローリングでは6,7割がチーク材です。
弊社が扱っている材(黒、茶、赤黒っぽい材)はほとんどインドネシア原産で、虫食いには強いのが特徴です。その中でも、チーク材は1番、寸法安定性にも優れております。(湿気による膨張、乾燥による収縮の度合いが小さい)ちなみに、白、黄色っぽい材(杉、桧、ナラ、カバ桜、など針葉樹)などは、一般的には「虫食いしやすい」また、寸法安定性もチークよりは劣ります。(湿気による膨張が大きい)と理解しておいた方が良いと思います。
「湿気でもたない」というのは、現場によりますが、地質が水脈が流れている所、常に湿気が多い場所(盆地、山の斜面)などは、それなりの対策を施さないと、どんな木材でも膨張による変形がおこる可能性が大です。そのために、床下からの湿気が多いために、施工後の床材の膨張を気にしているのかと思われますが、もし無塗装が心配ならば、塗装品もありますので、ご検討されてはどうでしょうか。アースの塗装品は裏面も一回塗装されているので、無塗装とくらべて床下からの湿気を吸いにくくなっております。