セランガンバツ材とは?

商品名:セランガンバツ・ウッドデッキ材
市場名:セランガンバツ、バンギライ、バラウ
学 名:フタバガキ科 Dipterocarpaceae
属 名:Shorea


特 徴:セランガンバツはバラウやイエローバラウ、またはバンギライと呼ばれる。この材の産地はインドネシアではジャワ島を除いてスマトラ島、カリマンタン島(ボルネオ島)、スラウェシ島、ニューギニア島(イリアンジャヤ)で植生地域も広範囲で材もかなりの数量で産出される。このフタバガキ科の材は、種類が多いのでこの地域では広範囲で植生しているが、なぜかジャワ島からの産出はきいたことがない。
セランガンバツ材の特徴は色あいが黄褐色や薄褐色をしており、木目は細かく色合いも美しい材のひとつ。耐久性に優れ、加工性もよく、乾燥においては、天日、人工乾燥両方ともよく、柾引きすれば、寸法安定性もあり、曲がり、ねじれ等も少ない。屋外の雨や熱にも強く、耐久性も長い硬質材のひとつでウッドデッキ材としても適材のひとつである。欠点は材の中に木の成長中に入ったピンが見られることがあるが、加工後に入ることはない。白蟻や害虫には強靭ではないが、強い部類にいる。
ヨーロッパやオーストラリアではウッドデッキ材として使用された実績が長く、耐久性は実証済み。セランガンバツ材はイペ、ウリンやカンドーレと比べると若干軽いが加工性は良く、材の安定供給も利便性のひとつ。



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