バリ島最初の観光スポットは、ユネスコの世界遺産にも登録されているスバック博物館。
バリ島中部タバナンにあり、スバックに関する資料などが展示されています。
スバックとは、農耕のための水を平等に分配する、独自の伝統的な水利システムやそれを管理する組合のこと。
展示されている農耕の道具などは日本の物とほぼ変わらないようでした。
興味深かったのが、インドネシア語と沖縄方言との共通点。
食事の話題になったときにガイドの方から出てきた単語が「ナシ・チャンプル(nasi campur)」
ナシはインドネシア語で"ご飯"という意味ですが、
チャンプルは沖縄方言の"混ぜる"と同義語で使われていました。
また、沖縄民謡の「安里屋ユンタ」の歌詞の一節にもインドネシア語ととれる部分があるそうです。
沖縄とバリ島の人の祖先は同じかもしれないと盛り上がりました。
博物館の敷地内にある池 |
田んぼを耕してる様子が描かれたレリーフ |
案山子:顔はヤシの実でできています。表情が怖いです。 |
民家の模型:当時の民家を再現。田舎の方では今も残っているそうです。 |
民家の模型:親戚関係にある複数の家族で住んでいたそうです。 |
稲の神様の石像 |